ekoekoの日記

足跡🐾

みにくいアヒルの子。

あるところに池の近くに暮らす
ヒルのお母さんがいました

巣の中で卵を温め、雛たちがかえるの
を心待ちにしていたお母さん。

やがて卵が割れると、中から黄色い
ふわふわのかわいい雛たちが誕生しま
した。

ところが、一つだけ見覚えのないひと
周り大きな卵が混じっていました。

その卵からかえった雛は色もグレー、
大きさも他の雛よりも大きく首の長さ
も違います。

雛が大きくなってくるにつれ、きょう
だいたちはそのグレーのアヒルの子を
『みにくい』と言っていじめます。

『いっそのことどこかに行ってくれた
ら…』

いつも守ってくれていたお母さんにも
見放されてしまったアヒルの子は、

「どうして自分だけみんなと同じじゃ
ないんだろう…。」

悲しく惨めな気持ちになったアヒル
子は行くあてもなく巣を飛び出します

どこへ行っても仲間はずれにされる
ヒルの子は孤独に生活していました

ある秋の日、みにくいアヒルの子
湖で羽を休める美しい白鳥の群れを
見つけました。

「ああ、なんて真っ白で美しい翼!
あんな翼でぼくも青空を飛んでみたい
な」

やがて、厳しい冬が終わり春です。

ヒルの子は羽を動かしてみると、
少しだけ羽ばたくことができたのです

うれしくなって夢中で練習すると、
大きくなった体が浮き上がり空を舞う
ことができました。

「飛んだ!ぼくもついに飛べるように
なったんだ!」

ヒルの子は勇気を出して近くにいた
白鳥の群れに近づいてみました。

「どうせぼくはまたいじめられるんだ
…。」

そう思ったとき、1羽の白鳥がくちば
しで優しく撫でながらこう言いました

『まあ、かわいい新人さん。こっち
にいらっしゃい!』

驚いたアヒルの子は水面に写った自分
の姿を見ました。

そこに写っていたのはみにくいアヒル
の子の姿ではありません。

「ああ、ぼくは本当は白鳥だったんだ
!」

いままで自分のことをみにくいアヒル
の子と思っていた白鳥の子は、見事に
美しい姿に成長して仲間とともに大空
へ飛び立ちました。

(例え白鳥じゃなくてアヒルだったと
しても、みにくいとは思いません。)

困難を乗り越えて立派に成長した、
この物語がすきです🦢🦢🦢

いろいろある中からやっぱりこっち
のあらすじ(物語)に惹かれるので…🫧


そして、今日も言葉や音を
「ありがとうございました!!」